インド旅行記⑦ (3日目その1@寝台列車~ガヤー)

疲れていたせいか、初めての寝台車中泊でもグッスリ眠れた。
パスポートや貴重品はパンツの中に入れていたので安心して寝れました(笑)

時刻は、朝の7時半。
到着まであと3時間くらいかな~

スポンサーリンク

列車内を探索

当時はスマートフォンも持っていなかったし、特にやることもなく暇。
ちょっと列車内を探索することにした。

トイレはいわゆるボットン便所だった。
異様な匂いが漂っていました(笑)


車両と車両の間は、特に柵とかがなく、気を付けなければ横から落ちてしまいそうなくらい危ないです(^^;)




外は、のどかな田園風景といったところ。

朝の気候も良く、心地よい。

私の寝台席は、エアーコンディションの効く席で、料金が割と高めの座席。
そのためか、まわりの乗客も比較的裕福そうなインドの方が多い。
危険な目に遭う可能性は低そう。

スポンサーリンク

ここはどこ?私はどこ?

そんなこんなで、時刻は10時。
列車出発時の遅延を加味すれば、そろそろ到着する頃のはず。

相変わらず、列車内では次の到着駅のアナウンスなどは皆無(^^;)
前回と同じように、窓から外を見て必死で到着駅を確認することに。


いくつかの駅を通り過ぎたり、停車したりしたけど、一向に「GAYA」の文字は見当たらない。

そんなこんなで時刻は11時。


出発時の遅延を含めて計算すると、予定では10時30分頃には着くと思っていたのだが。。。


だんだんと不安になってきた。
もしかしてすでに通り過ぎているのか・・・?乗り過ごした・・・?Σ( ̄ロ ̄lll)

もし乗り過ごしていたら一大事だ。無事に日本へ帰れる気がしない(笑)

まともな英語も喋れないけど、勇気を振り絞って、(なるべく裕福そうで優しそうな)インド人の乗客の方に尋ねてみた。

すると、「いや、まだ着いてないよ。」とのこと。

ひとまず一安心。


自席に戻って、再度窓から外を注視する作業に戻ります。

しかし・・・


12時・・・

13時・・・

時間ばかりが過ぎていく。
本当に乗り過ごしていないの・・・?
また不安ばかりが募っていきます( ノД`)

疑うわけじゃないけど、先ほどの裕福そうなインド人の方に再度尋ねてみた。
今度はもっと念入りに(笑)

でもやはり、
「まだだよ。」
とのお返事。

不安感MAX状態だったこともあり、また、久しく人と話していなかったので(笑)
空席になっていた隣に座り、色々と話をさせてもらうことに。

このインド人男性の奥様と思われる方からも、「まだGAYAには着いてないわよ。」という言葉をもらい、幾分気持ちも楽になってきた。

どうやらこのご夫婦は、GAYAよりもっと先の、コルカタという街まで行くとのこと。
インドの列車はいつもこんなに遅いから、焦らないで大丈夫だよ、と言ってくれて優しくしてくれました。

インドに着いて以来、ずっと警戒心バリアを張っていましたが、すごく優しいインドの方と出会えることができて、インドという国全体への印象が変わるほどでした。(ちょろい)

それにしても、元々の到着予定から5時間以上経過しているんですが・・・汗
いつ着くのよ・・・

スポンサーリンク

2度目のインド列車は、8時間の遅延で到着

不安感100%を通り越して、もうどうにでもなれっていう気分になってきた16時前頃・・・
先ほどのお世話になったインド人夫婦が少し離れた席から、私に向かって何か言っている。
電車の走行音で聞きづらかったが、どうやら、「もうすぐGAYAだぞ。」と教えてくれているようだ。

マジか。

窓から外を注視していると、駅のホームが。
そこには、「GAYA JUNCTION」の文字が。

ついに・・・ついに着いた。

もう一生この列車に乗ってたろかい、くらいに精神がヤケクソ状態になっていましたが、なんとか理性を保ち、この列車内での17時間半もの軟禁状態に耐え、やっと解放されることに(^^;)

お世話になったインド人夫婦にお礼を言い、いざ列車から外に。

長かった。。。


ここガヤーでの目的は、お釈迦様が悟りを開いた場所として有名な世界遺産、ブッダ・ガヤー(マハーボディー寺院)観光です!


・・・

でもこの日の夜にはまたヴァラナシ行きの列車に乗らなきゃいけないんですけど・・・
時間無ぇよ・・・



続く


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました