店内に入ってみる。
中途半端な時間だからか、空いている。
店員さんの感じが良く、丁寧に席に案内してくれた。
ここが目的のレストランと言っていいのかどうか微妙だが、とにかく食を楽しもう。
まずはビールで乾杯
明日はもう日本へ帰るだけ。
一人で宴会だ。
まずはビールでしょ。
銘柄はもちろん、私を無事にヴァラナシからデリーへ運んでくれたキングフィッシャー。
普通においしいビールです(^^)
この旅最初で最後のアルコール。
疲れた体に染みわたる。
うますぎる。犯罪的だ。
少しだけカイジの気持ちがわかった気がした。
キンキンに冷えてやがる。
元祖タンドリーチキンは旨かった
カレーの前に、タンドリーチキンが運ばれてきた。
この匂い、まずいわけがない。
配膳してくれた店員が、
「このタンドリーチキンはうちがオリジンだぜ。」
と言っていた。
やはりこの店は、ガイドブックに載っていた「モティ・マハール」の分家ということだろう。
タンドリーチキンの製法などはおそらく変わらないと思われる。
少しピリッとするが、そこまで辛いわけでもない。
外側は香ばしく焼き上げられ、内側はジューシーなチキンだ。
旨すぎるし、ビールに合う。
最高の組み合わせ。
今までの疲れが吹っ飛んでいく美味しさです。
カレーもやっぱり旨かった
続いてメインディッシュのカレーだ。
↑ みんな大好きバターチキンカレー
↑ わかりづらいけど、マトンカレー
どちらも旨すぎます。
本当に美味しいものっていうのは、国籍とか文化とか関係なく万人が美味しいと感じるものなんだと思います。
少し注文しすぎたかも(^^;)
まさに宴会。
なんとか食べきりました。
久々のアルコールで、少しほろ酔い気味。
このままホテルへ帰り、おとなしく就寝。
日本へ帰国
昨日は昼寝をしたにも関わらずグッスリ眠れた。
久しぶりにベッドで寝たからかな。
ホテルをチェックアウト。
初日と同じように電車を使えば簡単に早く空港へ行けるけど、
なんとなく名残惜しくなって、オートリキシャで街並みを目に焼き付けながら空港に向かうことにした。
インドに初めて来た人は、2度とインドには行きたくない、という人と、絶対にまた来たい、という人の、両極端な2パターンにわかれるといいます。
私の場合は後者だった。
列車に乗れなかったり遅延したり、交通事情に悩まされたこともあったけど、この国のエネルギッシュさにはパワーをもらえたし、訪れた有名観光スポットには実際に行かなければ感じることのできない神秘性を味わうことができた。 優しくない人もいるけど、優しい人とも出会うことができた。
この数日の出来事を頭の中で回想しながら、空港へ向かった。
最後の最後でまた・・・マジっすか
空港に到着。
今の今まで、お土産を買う時間も気力もなかったため、空港でお土産を買おうと思っていた。そのためインドルピーのお金をわざと残しておいた。
チェックイン後、出国し、免税店エリアへ。
狙いとおり、お土産を選び、レジへ行ったら、店員さんからまさかの一言が。
「ルピーは使えません。」
え?
「アメリカドルか、クレジットカードでお願いします。」
はい?
・・・
インドの空港なのに、インドの通貨が使えないとは夢にも思いませんでした(笑)
(※2011年当時の情報です。インドへ行かれる場合は確認してください。)
最後の最後まで・・・。さすがインド。
いや、調べていなかった私が悪いのだ・・・。
(ちなみに両替屋がなぜかどこも開いていなかったので、結局帰国後に超低レートで日本円に両替しました。)
行きと同じく香港経由で無事帰国。
日本の道路は、とっても静か。逆に不気味に感じるくらいだ。
ありがとう。インド。
いつかまた行きます。
終わり
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