先日、このようなニュースがありました。
「カナダ政府、ワクチン接種者の隔離なし入国を許可へ、9月7日から、オンラインで事前に旅行情報の提出が必須」
参照:https://www.travelvoice.jp/20210720-149266
この記事によると、カナダは2021年9月7日以降、ワクチン接種完了者の入国を認め、今まで課していた政府認定ホテルでの3泊の宿泊義務を廃止するとのことだ。
要するに、ワクチン接種完了者は普通に入国ができる、ということになる。
ただし、この記事には書かれていないし、まだ決まっていないのだと思うけども、おそらくワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)や陰性証明書が必要になるのではないかと思う。
今後はカナダ以外の各国でも同じような対応になるんじゃないかと思っています。
そこで、この記事では、ワクチンパスポート(新型コロナワクチン接種証明書)と陰性証明書の申請方法等についてまとめたので、ご紹介したいと思います。(2021年7月21日時点の最新情報です。)
ワクチンパスポート(新型コロナワクチン接種証明書)の申請方法について
申請できる対象者は?
実は、つい最近になって、厚生労働省がワクチンパスポート(新型コロナワクチン接種証明書)について発表していました。
ちなみにこれは、あくまで海外渡航用の証明書になっています。
他の用途でも証明書として使用できる可能性はありますが、ワクチン接種証明書を申請できる人は、
・海外渡航の際に、相手国による防疫措置の緩和を受けられる人
と条件が明記されています。
申請先、発行してくれるところは?
ワクチンパスポート(ワクチン接種証明書)の申請先は、接種を受けた際のワクチンの接種券を発行した市町村(通常は住民票のある市町村)です。
つまり、現在住んでいる自治体の役所で発行することとなります。
申請時に必要なものは?
(2)海外渡航時に有効なパスポート
(3)接種券のうち「予診のみ」部分
(4)接種済証又は接種記録書
(3)と(4)の接種済証は、各自治体から郵送された、接種券に付属されています。
上の画像の赤枠内が(3)の部分です。(4)の接種済証はその右側になります。
画像引用元:厚生労働省HPより
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html
なお、
(3)が無い場合→何かマイナンバーが確認できる書類
(4)が無い場合→各自治体で発行可能な予防接種済証や予診票の写し(本人控え)
でも構わないとのことです。
また、自治体によっては申請時に、他に必要なものが出てくる可能性もあるので注意してください。
いつから申請、発行できる?
令和3年7月26日(月)からです。
なお、発行手数料がかかるかどうかは情報が見つかりません。
これら、ワクチンパスポート(新型コロナワクチン接種証明書)に関する情報は、下記を参照しています。
参照元:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html
新型コロナウイルスの陰性証明書はどこで取れるのか
続いて、新型コロナウイルスの陰性証明書(PCR検査の陰性証明書)についてです。
これは、接種証明書とは違い、検査をしてくれる医療機関で発行してくれます。
ただし、おそらく全ての医療機関で発行してくれるとは限りません。
また、渡航先によって(言語によって)、発行できる場合と発行できない場合があります。
更に付け加えると、この陰性証明書を即日で発行してくれる医療機関、最短で翌日になる医療機関など、対応内容は様々ですので、十分注意してください。
この件については、下記のJALのホームページでわかりやすく書かれています。医療機関の情報もありました。
参照:JALホームページ
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/option/pcr/
PCR検査をしてくれる医療機関を探す際には、渡航先で通用する陰性証明書も同時に対応してくれる場所を探すようにしてください。
まとめ
今回の投稿では、ワクチンパスポート(新型コロナワクチン接種証明書)と陰性証明書の申請方法などをまとめました。
世界中で、着々と海外渡航者の受け入れがようやく始まっていきそうですね。
ただし当面の間は、この記事で書いた、ワクチンパスポート(ワクチンの接種証明書)とか陰性証明書の提出が必要になりそうです。
少々面倒ではありますが、渡航先で数日間の隔離措置をされるよりはよっぽどいいですよね(^^;)
今後も海外渡航に関わるニュースがありましたら、ご紹介していこうと思います。
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