「新たなGoToトラベル事業」(GoTo2.0)は実質無料で旅行ができる内容に

先日、GoToトラベル再開(GoTo2.0)についての報道内容のまとめと考察を記事にしましたが、その記事で書いたように、昨日11月19日の内閣閣議において、「新たなGoToトラベル事業」の概要が決まったようです。
(また、「地域観光事業支援(県民割)」期間の延長等も発表されました。)

※先日のGoToトラベル再開に関する報道まとめと考察記事はこちら。

GoToトラベル(GoTo2.0)再開時期と詳細は11月19日にわかるかも!?
GoToトラベル再開(GoTo2.0)に関して、現在の報道内容をまとめ考察しています。再開時期についても、国の財政面、行政面から予想。今は感染対策をしっかりしつつ、再開を待ちたいと思います(^^)/

昨日11月19日に決まった内容のまとめと、今回は実質無料にできるパターンが発生するようなので、そちらを解説します。

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「新たなGoToトラベル事業」(GoTo2.0)の概要

GoToトラベル再開時からゴールデンウィーク前まで


(GoToトラベル旅行者向け公式サイトhttps://goto.jata-net.or.jp/より画像引用。)

決まった「新たなGoToトラベル事業」(GoTo2.0)は、概ね先日記事にした報道内容のとおり。

  • 旅行割引率30% ※前回は35%
  • 割引上限額(交通付き)10,000円 ※前回は14,000円
  • 割引上限額(宿泊のみ)7,000円 ※前回は14,000円
  • 割引上限額(日帰り)3,000円 ※前回は7,000円
  • 地域共通クーポン平日3,000円 休日1,000円 ※前回は15%

その他、「ワクチン・検査パッケージ」(※利用者は、ワクチン接種済or陰性証明を提示する必要あり。)の導入、旅行2週間以内に陽性となった場合の報告と行動履歴記録条件化、といった要件が加わる。
(“行動履歴記録条件化”は、携帯アプリ「COCOA」導入のことかどうかは現時点で不明。スマートフォンを持っていない人もいるだろうから、多分そうはならないと思うが。)

個人的に注目なのは、地域共通クーポンが定額となったこと。

前回のGoToトラベルでは、高級宿に人気が集中し、中小の宿泊施設にはあまり恩恵がなかったらしい。それを解消するための制度変更だと思われる。

GoToトラベル(GoTo2.0)の目的が産業振興なのか消費促進なのかがよくわからないが、とにかくそのような変更となることが決定したようだ。

ゴールデンウィーク後から夏の繁忙期前まで

また、観光庁のホームページ上では、ゴールデンウィークの割引率等も発出されていました。(夏の繁忙期までの間)


(観光庁HPに掲載されているpdfファイルhttps://www.mlit.go.jp/common/001442046.pdfより画像引用。)

 

  • 旅行割引率20%が上限
  • 割引上限額(交通付き)8,000円が上限
  • 割引上限額(宿泊のみ)5,000円が上限
  • 割引上限額(日帰り)2,000円が上限
  • 地域共通クーポン3,000円が上限

全ての項目が、“~が上限”となっている。

上に載せた、観光庁ホームページに掲載されている発出内容に、ゴールデンウィーク以降は「都道府県による事業」だと、しれっと記載されている。
要するに、各都道府県知事による裁量次第。
まぁ反発されないように、ほとんどの都道府県は上限で設定すると思うけど。

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旅行を実質無料にする方法・パターン

先述したように、再開するGoToトラベル(「新たなGoToトラベル事業」(GoTo2.0))で注目したのは、地域共通クーポンの定額化

私のような節約派が考えるのはおそらく、こういうこと。

【実質無料になる例】
一泊3,000円となるホテルを平日に利用。(※GoToトラベル再開時からゴールデンウィーク前の期間。)

割引料金:3,000円×30%=900円割引
宿泊料金2,100円

もらえる地域共通クーポン:3,000円分

こうなると、支出は2,100円なのに、クーポンは3,000円分もらえるので、実質900円プラスになる
(※前回のGoToトラベル制度だと、宿泊料金は、3,000円×35%=1,050円割引で1,950円、もらえるクーポンは3,000円×15%=450円で、実質1,500円のマイナスとなる。)

もちろん金銭的な流れだけを見ると、2,100円マイナスではあるが、3,000円分の物を手に入れることができる。 また、交通費も別途必要となるため、実質無料にするには条件が限られるが、私はなんとかそうなるよう色々考えようと思ってます(^▽^;)笑

このように、高級宿だけでなく、中小の宿泊施設の利用価値が前回よりも格段に上がった内容になっています。

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地域観光事業支援(県民割)も時期や対象が変更されます

地域観光事業支援(いわゆる県民割)も、以下のように変わります。

  • 事業支援を令和4年3月10日宿泊分(3月11日チェックアウト分)まで延長
  • 県民割支援の対象に隣県を追加(※11月19日以降。)
  • 県民割支援の対象に地域ブロックを追加(※2022年1月以降専門家の意見を踏まえて。)

下の二つは、記載した日以降に、支援対象とする都道府県知事の同意を得ることが前提とのこと。
この割引事業を利用しての旅行を狙っている人は、今から隣県の動向をチェックしておいた方がいいかもですね(^^♪

まとめ

「新たなGoToトラベル事業」(GoTo2.0)の開始時期はまだ名言されておらず不明だが、事業の概要はこのように決まったようです。

私のように実質無料を狙って安宿を利用する人は結構多そうですね(^^;

高級宿でも前回ほどではないにしろ、充分お得に旅行できそうです(^^♪

期間が延長された県民割も含めて、また色々と旅行の計画をしようと思います(^^)/

ただ、またコロナ感染が増えていくとまたGoToトラベル再開が叶わなくなってしまうでしょうから、引き続き感染対策を続けていこうと思います。




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