【最新版】インドへ個人手配で行く方法を詳しく解説します【個人旅行】

以前Twitterでツイートしたように、「インド 個人手配」でGoogle検索すると、当ブログの記事がトップ表示されていることがわかりました。

皆様にご愛読いただいているおかげで嬉しいのですが、トップ表示された記事は、過去にインドへ一人旅した際のもので、情報が古い。
申し訳ないので、最新版をここでご紹介しようと思います

また、せっかくなので、インドへ個人旅行する際の手順を一から解説します

(※なお、この手順はインド以外でも国内外問わず応用できると思いますので、インド以外の都市に行かれる方もご参考いただければ幸いです。また、海外の場合はパスポートが必要なのは当然なので、パスポート発行については手順から省いています。)

※更新
旅行を個人手配する方法で、国内編を記事にしましたので、国内旅行については、下の記事を参考にしていただければと思います。

【国内旅行編】旅行を個人手配する際の4つの手順を解説します(個人旅行)
旅行を個人手配する際のやり方、方法、手順を一から詳しく解説します。手順は大きく分けてたったの4つだけ。とても簡単です。個人手配は、旅行を自分自身の好みに合ったもので、自由自在に決めることができるのでオススメです。

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手順1:日程と旅の行程を決める

まずは、なにはともあれ日程と旅の行程を決める必要があります。

手順1-①:日程の決め方

  • いつから旅行に行くのか(行けるのか)

  • いつまでに帰る必要があるのか

一番初めはまずこの2つです。
働いている方は、いつからいつまで休みが取れるのか。それ以外の方も各々の事情を踏まえて判断してください。
この、いつからいつまで、という日程が、今回の旅の【大枠】となります。

手順1-②:旅の行程の決め方

次に、旅の行程です。これは、

決めた【大枠】の日程内で、どこからどのルートでどこに移動するか

というものです。

例えばインドへの旅の場合は、インドの中でどこの都市にどのルートで訪れるのか、ということです。

私の場合は、以前の記事でも書いたとおり、「旅猿」というテレビ番組を見て、それと全く同じルートを辿ることにしました。もちろんただ真似したかっただけではなく、それぞれの都市でやりたいこともあったので。

インド旅行記①(個人手配準備編)
インドへ個人手配(個人旅行)で行くことに決めた。インドの中でどの都市をまわるのかは、「旅猿」というテレビ番組を参考にしてみた。あまりにも魅力的に見えたその旅程で、私はインドへ行くための様々な準備を行うことにした。

旅の行程は、どの都市に行きたいのか、何をやりたいのか、ということを雑誌やインターネットで調べながら決めてください。

私が旅しようと考えたルートと、各都市でのやりたかったことを書くと、

①デリー(美味しいカレーを食べたい。)
②アグラ(タージマハルを見たい。)
③ガヤー(ブッダ・ガヤーを見たい。)
④ヴァラナシ(ガンジス川を見たい。)
⑤デリー(日本へ帰る航空機に乗るため。)
以上のことから、旅の行程を決めました。

ちなみにこの「旅の行程」は、この後で解説する「交通手段の予約」後に、若干練り直す可能性があります。
私もインドへ行った時は、インドからの帰りの乗り継ぎ地となった香港で、半日観光を追加で楽しむことになりました。(※ブログではその様子は割愛しています。)

また、決めた旅の行程が、手順1-①で決定した日程内に収まる必要があります。どうしてもその【大枠】内に収まらない場合は、旅の行程を練り直す必要があります。

逆に、ある程度自由に日程【大枠】を変更することができる環境にあるのであれば、旅の行程から逆算して、【大枠】である日程を変更するのも一つの手です。
そういう方は、まず最初に旅の行程を決めて、そこから【大枠】である日程を決める、というように手順1-①と1-②を逆の順序で決定してください。
私がインドへ行った時は、そのパターンでした。
まず最初に旅の行程を上記のように決めてしまって、その後で【大枠】である日程を決めました。

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手順2:交通手段を予約する

手順2-①:日本とインド間の航空券を予約する

日程と旅の行程が決まったら、まず一番初めに日本とインド間の航空券の予約をしてください

もしこれが叶わなければ、最初の【大枠】である日程から計画を練り直す必要があるからです。

航空券の検討方法は、下の記事を参考にしてください。

航空券を格安で購入する方法 沖縄行きを例にご紹介
どうせ同じ航空券を買うなら安い方がいいですよね。この記事では、東京と沖縄が、緊急事態宣言が明けて(予定)から最初の週末に、沖縄へ最安値で行く方法や料金を最新の情報で記載しています。緊急事態宣言が明けてすぐに旅行に行きたい方に特にオススメしたい手法です。

この記事のとおりに、日本とインド間の航空券を検索し、私の場合はなるべく安く行きたかったので、乗り継ぎ便を選択しました。

乗り継ぎ便を使う場合、時間が許すならば乗り継ぎ地も観光地に入れることができます。
私の場合も、インドから日本への帰りの便の中で、わざと香港での待ち時間が長い便を選択して、半日ほど香港を観光することにしました。

手順2-②:インド国内航空券を予約する

日本とインド間の航空券が終わったら、その後の順番は、その交通手段の重要度が高い順番で予約していくべきです。

重要度の判定基準としては、

  1. その区間の交通手段が1つしかない。

  2. そのチケットが無ければ、旅の行程(もしくは日程)を変更しなければならない。

  3. そのチケットの交通機関で、特定のランクの座席を指定して予約したい。
上から順番に重要度が高いです。それを踏まえて判断しましょう。

私の場合は、使用した交通手段は航空機と列車の2種類。
列車の場合は、座席のランクさえこだわらなければ、そうそう売り切れになることはない。
インターネット等で調べても、当日に駅でチケットが買えると書いてあったので、列車の重要度は低かった。

そのためインド旅行であれば、多くの場合、国内線航空券をまず予約すべきです。

インドの国内線航空券の場合であっても、こちらの記事を参考にして購入できます。

航空券を格安で購入する方法 沖縄行きを例にご紹介
どうせ同じ航空券を買うなら安い方がいいですよね。この記事では、東京と沖縄が、緊急事態宣言が明けて(予定)から最初の週末に、沖縄へ最安値で行く方法や料金を最新の情報で記載しています。緊急事態宣言が明けてすぐに旅行に行きたい方に特にオススメしたい手法です。
 

手順2-③:インドの列車チケットを予約する

次に列車の予約をします。
インドの旅に欠かせないのが、列車。
その列車チケットの予約方法(購入方法)を解説します。

私が以前インドへ行った時には、cleartriphttps://www.cleartrip.com/)というWEBサイトで購入したが、現在はインドの電話番号登録が必要となり、多くの日本人には使えないように仕様が変わってしまいました。

でもその代わりに別のWEBサイトで購入が可能となっている。

それは、インド国鉄会社の、IRCTChttps://www.irctc.co.in/nget/train-search)ホームページです。


(画像引用元:IRCTC公式HP https://www.irctc.co.in/nget/train-search。以下、当ページの画像引用元同じ。)

このサイトは、英語表記となっているが、インターネットブラウザがGoogle Chrome等ならば、簡単に日本語表記に変換してくれる。

(以下、Google Chromeの場合の日本語表記への変え方。)
ホームページ上のどこかで、右クリックすると、上の画像の赤枠内のように、「日本語に翻訳」という項目があるので、クリックすると、


一瞬で日本語表記にしてくれる。

スマートフォンの場合も以下の手順で簡単に日本語表記にできます。


右上の「・・・」となっている箇所をタップして、


出てきたウィンドウの中にある、「翻訳…」をタップする。


すると、このように日本語表記になります。

それでは話を戻します。
列車予約の前に、まずは会員登録する必要があります。


画面上部の、「REGISTER」(※なぜか日本語変換されず。。。)をクリックしてください。


上記画面に遷移するので、入力します。ユーザー名やパスワードはログインする際に必要となるので、覚えておいてください。入力が終わったら、画面上部の「個人情報」タブをクリックします。


個人情報も上記のように記載します。
なお、電話番号の横は、国番号を記入する欄になるので、日本の電話番号の場合は、「81」と入力します。電話番号欄は、最初の”0”を抜いて入力します。
(例:電話番号が、090-1234-5678の場合は、「9012345678」と入力する必要があります。)

入力が終わったら、画面上部の「住所」タブをクリックします。


これが入力欄になるのですが、英語圏では住所を、日本とは逆から表記するので、少し複雑です。
なお、「ピンコード」とは郵便番号のことです。
「郵便局」は、最寄りの郵便局の名称だけ。
「電話」は、先ほどと同じ電話番号(国番号なし。最初の”0”は省く。)で大丈夫です。

〒100-0001 東京都千代田区丸の内1-1-1 丸の内ビル101号室」という住所を例として入力すると、


このような記載で大丈夫です。


最後に、右下の「登録」をクリックします。

その後、先ほど入力したメールアドレスと電話番号に対して、それぞれメールとSMSで認証コードが送られてきます。その認証コードを入力すれば登録は完了となります。
(※最初のログイン時に費用がかかるため、スクショを使った説明ができず、申し訳ありません。)

その後は、列車のチケットを予約します。


ログイン後、トップ画面から行先や日にちを選択し、「探す」ボタンをクリックします。
この例では、ニューデリーからアグラまでとしています。


検索結果が表示されます。
目当てのものがあったら、「今すぐ予約する」をクリックします。


すると、上のウィンドウが表示される。多分コロナ関連。「同意します」をクリックします。

その後は、氏名や年齢やパスポート番号等を入力することとなる。
これ以降はログイン後でないと進めないので、スクショを使った説明ができませんが、これまでと同様日本語表記にできるので特に問題はないでしょう。

そして、クレジットカード情報を入れて購入完了となります。
なお、購入後にEチケットが表示できるようになるので、それを印刷しておきましょう。

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手順3:ホテルを予約する

これまで、日程・旅の行程・交通手段を決定してきた。
そのため、ここまでくれば、いつ・どこのホテルを予約する必要があるかは把握しているはず。

そのため、あとはどこの予約サイトを使って探すか、というところがポイントとなる。

インドを含めた海外のホテルを予約するときのまず一つ目のポイントは、

日本のホテル予約サイト(じゃらんや楽天トラベル)は、料金が高めの傾向にあるため、海外運営のホテル予約サイトがベター

です。

次に、どの海外運営ホテル予約サイトがいいのか。
もちろんトリップアドバイザーhttps://www.tripadvisor.jp/)などの、比較サイトを使ってもいいが、結局のところ、以下の2サイトのどちらかでいいと思う。(※トリップアドバイザーで調べても、その予約サイトに飛ぶと若干料金が変わったりする。)

・Expedia(https://www.expedia.co.jp/)
・Agoda(https://www.agoda.com/ja-jp)

どちらもホテル数は豊富だし、料金も他サイトよりお得な場合が多いです。
(※ちなみに、同業種で、BookigドットコムやHotelsドットコムがありますが、上記2サイトと同系列なので、料金はほぼ変わりません。)
私個人の印象としては、アジア圏は若干agodaが強くて、それ以外はExpediaが強いかな。

それぞれのWEBサイトでの予約方法は、元々日本語表記だし簡単なので、割愛します。

あとは、泊まる都市は決まっていても、具体的なホテルの場所をどこにするのか、というところか。
ここは正直使える費用も人それぞれだろうしお好みで、ということになってしまうのだが、例えば、「初めてインドに行くので、なるべく安心できるホテルが良い。」という場合は、以下のポイントで選ぶのがいいだろう。

  • 口コミの評価が高い

  • 口コミの件数が多い。(※日本人の口コミもあるとベター。)

  • 場所がわかりやすい。(※現地で迷わないように。駅やパハールガンジなどの有名通りの近くなど。)

  • 日本発行のガイドブックに載っている。(※日本人が泊まっている割合が高い。)

各ホテル予約サイトでは、必ず口コミ評価があるのでそれを確認して欲しい。ポイントなのは、評価が高いのに越したことはないのだが、口コミの件数にも注目した方がいいです。件数が多いほど評価点の精度が高まりますし、それだけ多くの人が泊まった実績があれば、問題の少ない宿泊施設である可能性が高いです。

手順4:ビザ発行

日本人がインドへ行くには、パスポートはもちろんだが、ビザが必要です。
ちらほらEビザやアライバルビザ(インドの空港等に着いた時に申請して発給してもらうビザ。)の情報もありますが、インドはコロコロと制度が変わったりするので、日本にいるうちにビザを発行しておいた方がいいです。

2021年現在、インドのビザ申請は、以下のホームページで行います。


(画像引用元:インドビザオンライン(インド政府)ホームページ https://indianvisaonline.gov.in/visa/index.html#)

こちらも先ほどと同様の方法で、日本語表記に変換することができます。
このホームページを見ると、申請してから発給まで最低で3営業日かかります。と記載されていた。
でも、新型コロナウイルスの影響等を考えると、なるべく早めの方が無難。

このホームページ上で申請書を作成して、顔写真をアップロードすることができるみたい。でも申請書は紙で印刷して、持参もしくは郵送する必要があるようだ。まぁパスポートにビザを貼り付けてもらう形式のようだから、結局物を実物で渡す必要があるってことね。

ビザ申請に必要な物をまとめると、

  • インドビザオンラインで作成した申請書(顔写真添付)

  • パスポート(有効期限6か月以上、空白ページ2ページ以上あるもの)

  • 往復の航空券(EチケットでもOK)

  • 滞在するホテルの予約番号(ホテル予約サイトのバウチャーでOK。)

  • 免許証などの現住所がわかる本人確認書類
となる。

(※なお、ここに記載した情報は、新型コロナウイルスの感染状況等により変更される場合があります。最新の情報は、外務省やインド大使館等をご確認ください。)

手順5:持って行く物の精査

  • パスポート(ビザ付き)

  • お金

  • 航空券や列車、ホテル等のEチケットやバウチャー

  • 着替え(ガンジス川で沐浴する人は水着も)

  • ガイドブック

  • スマートフォン(現地で使えるsimカードもあればベター)やデジカメ

  • 医療品(バンドエイドや目薬など必要に応じて)

  • 正露丸などの整腸薬

  • トイレットペーパー
持ち物はこの辺でしょうか。
上3つはマストです。
下の2つはインド渡航時特有のもの。念のためです。

お金に関してですが、インドルピーへの両替は現地で行った方がお得なので、日本円だけでいいと思います。市街地までの移動に必要な少額をインドの空港で両替して、両替レートのいい市街地の両替屋さんでまとまったお金を両替するのがオススメです。

まとめ:インドへの個人旅行は危険じゃないの?

かなり長くなってしまいましたが、インドへ個人手配で行く際の手順や方法をなるべく詳しく解説してきました。

このページで解説したことを実践していただければ、問題なくインドで一人旅ができると思います。

最後に、インドへ個人手配で行く旅行(個人旅行)って危険じゃないの?と思って躊躇する方もいるかもしれません。
結論から言えば、インドはイメージよりも危険は少ないと私は思います。
少なくとも身体的な攻撃に関する危険は感じることさえもありませんでした。

もちろん海外なので、警戒するに越したことはありませんが、経験が少ない方でも充分一人旅を楽しめる場所だと私は思います(^^)

一人旅を楽しむためには、まず何より準備を万端にすること。
準備をちゃんとすれば、心配事も減りますし、現地での行動に集中することができます。

現地でやりたいことを箇条書きにしてメモにしておくと、頭の中も整理できていいかもしれませんね。

皆様も素敵な旅ができることを祈っています。
かなりの長文になってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました!




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